二泊三日の日本への旅を終えて韓国に帰国。
日本に着いて一日目は美容院に行っただけで終わりました。
二日目は結婚式。
三日目は今日。朝９時に家を出発。
二泊三日って思った以上に短いね。。
ほんとに、「日本に旅行に行ってきました」って感じでした。
金浦空港に着くと、こんなサイン。
『희망자는 방사능 검사를 실시하여 드립니다』
「希望者は放射能検査を実施することができます」
そうだよね。
検査したい人だっているよね。
韓国の人で日本から帰ってきた人とか、
ニュースとかもよくわからなくて帰って来た人とか、
いくら名古屋から飛んできたっていっても、検査したいよね。
なんか、日本に行って思ったのは、
日本の愛知とかでは、
地震前とは変わらない生活があって、
（ガソリン給油の制限があったりはしたけど）
同じ日本で何も状況が変わってないのに、
東日本で大変なことが起こってるっていうのが
信じられないってことだった。
なんか、韓国にいたら、
ニュースではひどい状況しか見えないから
本当に「日本全体がやばい！」って
感じにみんな思ってると思うし、
私も思ってた。
韓国人からしてみたら、
仙台とか福島とかがどこなのかもよくわかっていないし、
「これから日本はどうなるんだ！」
って感じ。
その韓国でのオーバーな報道や、
韓国のスターたちがたくさん義援金を送ってることに対して、
「韓国でオーバーに報道しすぎ」
とか、
「日本は自分たちだけでも立ち上がれるのに
韓国が過剰に反応しすぎ」
とか、
言われたりもしてるみたいですが、
実際に、家族を亡くした人、
家族が行方不明な人、
家や全てを無くした人、
今でも避難所にいる人、
寒さの中でがんばってる人は、
数万人といるわけで、
どれだけオーバーに報道しても、
オーバーってことはないのではないかと
私は思った。
仙台の友達が、
「ニュースで被災地に少しずつ笑顔が戻ってきたとか、明るい日差しが見えてきましたとか言うのを聞くようになったけど、リアルな現地は全くもってそんな事ないと思う。津波のあった町を復興するためには、何ヶ月も時間はかかると思う。まだまだ、問題は深刻だよ！」
って言ってた。
ほんと、そうだと思う。
きっとこれから少しずつ
日本でも韓国でも地震に関する報道が減って、
みんなが普通の生活に戻って行く（ように感じる）だろう。
でも、そんな時こそ、
被災地のことを忘れないでいたい。
自分が何ができるかはわからないけど、
とりあえず携帯のアラームを
3時11分にセットした。
祈ってます。
