韓国語(한국어)

【必見!】漢字語をマスターすれば流れるように韓国語が出てくるようになる!

アンニョンハセヨ!
独学で韓国語をマスターしたテンジャンニョです。

さて、今日は「漢字語」についてお話ししたいと思います。

漢字語ってなに?

朝鮮語における漢字語(かんじご、한자어)は、語彙部類の一種で、朝鮮漢字音で発音される単語を言う
Wikipedia: 漢字語

例えば、「韓国語」を韓国語で書くと、「ハングゴ=한국어」です。英語だと「Korean」と全く別の言葉ができあがっているのに対して、韓国語では日本の漢字と一文字ずつが対応しているのです。

「韓=ハン=한」「国=グッ=국」「語=オ=어」

この三つの漢字により「韓国語」という言葉ができあがっているのが分かりますよね。

漢字語を覚えるメリットは?

漢字語を覚えると、韓国語の約半分の単語が分かるようになります。

朝鮮語の語彙には固有語・漢字語・外来語とそれらの混種語があるが、漢字語は最も大きな比重を占めている。ハングル学会の編纂した『큰사전(大辞典)』の総見出し語164125語のうち漢字語は85527語(52.1%)を占めているという。 Wikipedia: 漢字語

なんと52.1%!!!半分以上!漢字語恐るべしです。

こんな時に役立つ!漢字語!

延世大学の語学堂のテストを受けたとき、それはそれは難しいスピーキングテストがありました。

その中での質問:「最近のチョンボファサフェについてどう思われますか?」

うん???チョンボファサフェなんていう単語知らないよーー!!どうしよー!!

と思っていたら、パッ!と、一瞬で頭の中でつながりました。

「チョンボ」=「情報」
「ファ」=「化」 (「変化」が「ピョンファ」と知っていた)
「サフェ」=「社会」

情報化社会!!

例えばこれが英語だと「Information Society」らしいですが、それを聞いて、ぱっと「情報化社会」という言葉は思いつかないですよね?

でも韓国語だと、「情報化社会」という完璧な日本語がすぐに思いつく!しかも、その言葉を今まで一度も聞いたことがないのにも関わらず、知っている言葉をつなぎ合わせるだけで分かる!

だからこそ、韓国語は日本人にとって世界一簡単な言語だと私は思います。

漢字語でいろんな単語を覚えよう!

例えば、まずは簡単な下記のような5単語を覚えます。すべて漢字に連動しています。

日本 일본 イルボン
韓国語 한국어  ハングゴ
学校 학교 ハッキョ
生活 생활 センファル
動物 동물 トンムル

そして、上の5単語を覚えると、なんと下記の単語は全く勉強したことがなくても分かってしまうのです!

日韓 일한  イルハン
日本語 일본어 イルボノ
語学 어학 オハク
学生 학생 ハクセン
活動 활동 ファルトン

たった5単語を覚えるだけで、いきなり10単語になりました。この要領で単語を50個覚えると、頭の中での韓国単語が100個になるどころか、つながりが増えて、500個覚えたくらいにはなります!

まとめ

韓国語をマスターしたいと思っている方は、定型文だけを覚えてカタカナで覚えようとするのではなく、必ずハングルをまず覚えてください。

ハングルを覚えて、漢字をつなげながら考えていくことで、独学でも1年くらいでほとんどの単語が分かるようになってきます!これが韓国語の強みです。

実際、私は留学して英語を4年ほど学び、その当時は英語がかなり分かるようになりましたが、現地を離れると英単語はどんどん消えていきました。でも韓国語は消えません。単語を覚えれば覚えるほど、世界が広がっていきます。

ようこそ、韓国語の漢字語世界へ!