昨日、3月1日は韓国の祝日だったので、
いつもお世話になっている家族と共に
安東(안동/アンドン)に行ってきました☆
ソウルから南に3時間くらい車で行くとある所です。
安東市のページによると、
『安東は、韓国儒教の総本山として、
多くの文化遺産を有する都市である。
伝統的な古い家屋や人々の生活が、
本物の韓国を感じさせてくれる。』
ってことらしい。
うん、まさにそんな感じ。
最初に行ったのは、
『陶山書院(도산서원)』という所。
この陶山書院というのは、
李滉(이황/イ・ファン)が
後継者を育てるために建てた書堂。
李滉(이황/イ・ファン)は、
韓国史上最高の儒学者と言われている人で、
韓国の1000ウォン札に顔が載っている人です。
今日、初めて知ったけど、
1000ウォン札の後ろに載っている建物が、
この陶山書院らしい。
ほーー、なるほどーー。
この日は、天気が悪かったため、
ちょっと不気味な雰囲気。。
周りの風景は、本当に田舎で、
何もやることがなさそうな感じで、
空気がきれいで、
勉強するにはもってこいの場所だったんだろうと思う。
ちょっと車で行くと、
ドラマの撮影で使われそうな
古い家屋があって、
そこに人も住んでいるみたいでした。
なんか、同じ時代に住んでいるとは思えない。。
しかも、今、
韓国でも口蹄疫(구제역/クジェヨク)が流行っていて、
牛肉の値段がかなり上がって、
そのせいで豚肉の値段も上がって、
って感じなんだけど、
クジェヨク(口蹄疫)が始まったのが、
この安東市なんだって。
それで、普通なら牛のにおいで臭いはずの町も
全く牛のにおいもせず、
高速道路を降りる時には、
車にシューっと消毒液みたいのかけられるし、
いつもなら牛がいるはずの牛舎まで
一匹の牛も見ることができず。
本当に悲しい気持ちになりました。
この地域の人は、
今、国のサポートを受けて暮らしているらしいけど、
牛を売って得るほどのお金はもちろん受けられないし、
他に働く場所があるわけでもないし、
なんか街全体が本当に静かで、暗い気持ちになりました。
しかも、口蹄疫の問題が起こるまでは、
みんな仲良く暮らしてたのに、
口蹄疫が起こって、
「一番最初に口蹄疫になったのは、
おまえの所の牛だ!うちじゃない!」
とかって、喧嘩になって、
それまで仲良かった人たちの中にも
分裂が起こってしまったらしいです。
早く口蹄疫の問題も解決して、
この町の人たちも仲良く幸せに暮らして欲しいな。
昨日に引き続き、若干、暗めの話になってますが、
しかも、口蹄疫問題の後に書く話ではないですが、
気を取り直して・・・
やはり忘れてはいけないのが、食!!
安東といえば、
アンドンチムタク(안동찜닭)が有名らしいです☆
って、私も知らなかったんだけど、
クラスの友達に「安東行くんだー」って言ったら、
真っ先に出て来たのが、
「アンドンチムタク!」
って言葉だったから、食べることに☆
かなりのボリューム!!!!!
これで、22,000ウォンなんだけど、
大人4人では食べきれないくらいの大きさです。
最近、ソウルでチムタク食べたんだけど、
2人で食べきれる大きさで19,000ウォンだったのに、
この大きさでこの値段はすごい!!!
そして、半端なくおいしい!
「私の人生で二度と
これほどおいしいチムタクを
食べることはないだろう」
と思う程のおいしさでした♪♪
ってか、チムタク自体が韓国の中でも
定番の食事ではなくて、
私も今までに二回くらいしか食べたことないんだけども・・。
人参ぎらいが集まると、
チムタクの残骸はこうなります。笑
そして、他にもちらちらと見学をして、
帰宅。
帰りは、高速道路のサービスエリアで食事。
私はハンバーグ。
ハンバーグにもキムチ。
韓国人のサービスエリアで食べる食事の定番は、
うどん!!!
サービスエリアに来ると、
うどんが食べたくなるらしいよ☆
長旅だったけど、
楽しい一日でした♪♪