観光

【イムジンガク(臨津閣/임진각)】韓国の一番北側へ

イムジンガク(臨津閣/임진각)という場所があります。
韓国の一番北側。

38度線のある場所です。

38度線とは

1950年6月25日に朝鮮戦争が勃発し、1953年に板門店で休戦協定が結ばれた。この際、休戦協定直前の最前線が停戦ラインとされ、停戦ラインから南北2キロメートルずつを非武装地帯(DMZ, Demilitarized zone)と呼ばれる緩衝地帯として設置し、朝鮮半島を横切る無人の地域となっている。また南北双方は侵入を防ぐ目的で、非武装地帯を何重にも鉄条網や高圧電線で囲い、幅4キロメートルの帯状のこの地域に多くの地雷を敷設している。以後この停戦ラインは軍事境界線として、2010年現在も南北の事実上の境界線(国境)となっている。
(参照:Wikipedia 38度線

こんな風に、原っぱがずっと続きます。

韓国の民間が入れる一番北側から
4キロメートル先が北朝鮮ということなので、
向こう側に見える山の辺は北朝鮮だと思われる。

北まで続く橋があるんだけど、それがこのように閉ざされています。

統一への祈り

その橋の端はこんな風に鉄条網があって、
↓(右の方)

北朝鮮は4キロ先なのに、
ここまで徹底して鉄条網があることにびっくり。

そして、ここにこんなに綺麗な花が咲いてるなら、
北朝鮮にも花は咲いているのだろうか、と考えたりした。

この4キロの幅の広大な土地が、、、
この何もない原っぱが、、、
韓国と北朝鮮の間にずっとあるなんて。。。
そして、4キロ先には飢え死にしている人がいるなんて。。

この38度線に立ってもなんか信じられませんでした。
ここはどこなんだろう?
なんなんだろう?

そんなことを思いながら、向こう側を見つめました。

ある子が言ってました。
「今、日本は被災地で食料がなかったりするけど、
 これは北朝鮮ではずーーーっと起こっていることなんだ」
って。

、、、そういうことなんだ。。

北朝鮮はずっとずっと被災地のような状態なんだ。。

全然わかってませんでした。

もう少しこの38度線のことについて
勉強したいと思いました。

勉強して何かが出来るわけじゃなくても、
無関心でいることは愛することにはならないから。

よしっ!!
(勉強して、またいつか書きます。)

ーー
そして、ここには、こんな噴水があります。
北と南が合わさった時の韓国の形。

昔の北と南の間を行ったり来たりしていたと思われる
汽車もあります。

完全に観光地化です。
中国人がめっちゃいました。

そして、遠足みたいので来てる子たちもいました。

子供たちはここを見て、どう思うのだろうか?
何を感じるのだろうか?

食堂とか、展望台とかがある
こんな建物もあります。

前に行った時には、
こんな椅子とかはなかったんだけど、
4月15日は
金日成(キムイルソン=金正日の父親)の誕生日ということで、
何か行事があるみたい。

死んだ金日成を拝む行事っぽい。

ちなみに北朝鮮側では、
この日は最大のお祭りとも言っていいほどの
祭りが開かれているらしい。。。

ーー
そして、少し離れた所には、
「平和公園(평화노리)」があります。
ここは初めて見た!!

ステージもあって、
ここで結構、いろんなイベントをやってるらしい。

今日はなんかヒンズー教だと思われるような行事でした。

こんな真ん中で歌ったら気持ち良さそうな所もあります。

ーー
そして、帰りに、イムジンガクからは出て、
近くの豆腐屋さんに。

この豆腐は、
非武装地帯で作られた豆を使った豆腐らしい。

なんか、許可を受けて、
中に入っていって米を作ったりする人がいるらしいよ。

ーー
そして、赤い海鮮鍋みたいなものを食べて、

帰宅!!!

いろいろ考えさせられた日でした。